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朝なのに夕方?
I・Mエステート株式会社 不動産事業部の森です。
早いもので3月も上旬が過ぎようとしています。寒さも和らぎ、春の訪れを感じられる今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、数日前の朝、自分でも驚くような体験をしました。
いつものように朝起きて、リビングの遮光カーテンを開けた時のことです。
「……ん? 夕方か?」
一瞬、寝過ごしてしまったのかと焦りました。
いつもはカーテンを開けると、眩しい爽やかな光が差し込んでくるのが、この日は、「夕焼け」のような、濃く、重厚な赤色の光でした。
朝なのに「赤い」という違和感
「こんな珍しいこともあるだ」と寝ぼけ眼をこすりながらベランダに出てみましたが、空気はひんやりとしていて、間違いなく朝でした。しかし、目に映る景色は夕方のよう。
過去にもこんな「夕日のような朝日」に出会った記憶はほとんどありません。
なぜ、あんなに赤かったのか。
気になって調べてみると、そこにはこの時期特有の、少し厄介な「正体」が隠されていました。
結論から言うと、あの異常なまでの赤さの原因の一つは、どうやら「花粉」だった可能性が高そうです。
空が赤く見えたのは、光の「散乱」という現象によるもので、太陽の光が大気中を通過する際、青い光は散乱しやすく、赤い光は散乱しにくいという特性があるようです。
朝や夕方は太陽の位置が低く、光が通り抜ける大気の層が長くなるため、私たちの目に届くまでに青い光が消え、赤い光だけが残るとのこと。
大気中にチリやホコリ、そして「花粉」が大量に浮遊していると、それらが光をさらに散乱させ、赤色をより強調するのだそうです。
つまりは、あの日の朝焼けは、広島の空に舞う大量の花粉が、朝日の赤をよりいっそう引き立てていた……というわけです。
ちょっと感動して眺めていた景色が、実はくしゃみと鼻水の原因物質によって作られていたとは、なんとも複雑な気分になりました。
今年の広島の花粉の状況は「例年以上」
さて、その原因となった花粉ですが、今年の広島の状況は「かなり厳しい」ようです。
日本気象協会などのデータを確認してみると、2026年の広島県におけるスギ花粉の飛散量は、例年に比べて非常に多いと予測されています。
特にここ数日は、気温の急上昇と強風が重なり、まさに「花粉爆発」とも言える状態です。
- 飛散のピーク: 3月上旬から中旬(今がまさに真っ盛りです)
- 飛散量: 例年の約1.5倍から、場所によっては2倍近く
- 今後の予測: 3月下旬からはヒノキ花粉にシフトし、GW前まで続く見込み
「綺麗なものには棘がある」と言いますが、「綺麗な朝焼けには花粉がある」というのが、この時期の教訓になりそうです。
花粉症の皆さんは、空が不自然に赤く、美しく見える日は、いつも以上に「守り」を固めてお過ごしください。
私も2日前から、鼻水と目のかゆみの症状が少し出てきたので、酷くならないように気を付けたいと思います。
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